夏冷え対策は食事から。”医者いらず”滋養たっぷりな味噌のはなし

「食」糀で温育。

暑い夏に、熱い味噌汁を作ったり、食べたりするのは受け付けない。喉越しがよくて食べやすい麺類などに頼りがちという人も多いのではないでしょうか? でも、冷房が普及した現代の夏は、冬より冷えやすいとも。体の内側から冷やすことも温めることもできてしまう食事には注意が必要なんです。

そこで、冷え対策の救世主として、おすすめしたいのが発酵食品。血液をサラサラにし、循環を良くする効果が期待できるので、毎日意識して摂取することで、自然と体がぽかぽかに。そこで、今日ご紹介したい発酵食品は、古くより受け継がれ、私たち日本人の食卓を支えてきた“味噌”。「医者いらず」といわれ、その栄養価の高さから、健康へのさまざまな効果が期待できる万能食品として、近年新たな注目を集めています。

私たちとって身近な味噌。じつはこんなにすごい!

味噌を語る上で欠かせないのが、その栄養価の高さ。大豆などの穀物に糀と塩を加え、発酵・熟成された味噌には、ビタミン類、アミノ酸のほか、カリウム、カルシウム、食物繊維などさまざまな栄養成分がバランス良く含まれています。これは、発酵の過程で、糀のもとである「こうじ菌」が活発に働き、“酵素分解”を繰り返すことで、原料の大豆にはない栄養成分が新しく生成されるなどの変化が起こるためです。じつは、味噌の美味しさをつくるのも、このこうじ菌の仕事。たんぱく質を旨味成分であるアミノ酸に、でんぷん質はぶどう質などの甘み成分に変化させることで、あの深い味わいをつくりだしているのです。

酵素たっぷりの味噌で夏冷え予防を

発酵の過程でこうじ菌がつくりだす「酵素」にも注目です。酵素は私たち人間の体の中にも存在しており、まばたき、呼吸、運動、消化活動、血液の循環……などの生命活動はすべて、酵素が仲介役となることでスムーズに行われています。しかし、酵素が不足すると、これらの生命活動が滞り、免疫力や代謝の低下、腸内環境の悪化などさまざまな体の不調を引き起こすのです。酵素不足に陥らないためにも、たくさんの酵素が含まれた味噌を、普段の食事にプラスしてみてはいかがでしょうか。味噌の高い栄養成分と酵素の力で、体の機能がスムーズに働いて、代謝もアップ。体の温め効果も期待できます。

どのくらい知ってる?全国各地の味噌の味

私たちにもっとも馴染み深いのが、米糀・大豆・塩からつくられた「米味噌」。日本でつくられる味噌の約8割を占めています。同じ米味噌でも、熟成期間や糀の分量、さらにその土地の気候などで変化し、「辛口味噌」「甘口味噌」「甘味噌」と分類されています。ほかにも、おもに四国・九州地方でつくられ、甘みとコクが特徴の「麦味噌」。そして、東海地方で親しまれている「豆味噌」があります。暑さや寒さを乗り越えて、じっくり熟成を重ねて育った味噌は、土地ごとに個性豊かな風味に。数ある種類の中から、自分好みの味わいを見つけてみるのも面白いでしょう。

☆簡単にできる温育レシピ ☆

じつは、酵素は熱に弱く、70度以上の熱を加えると死滅してしまいます。酵素の力をしっかり体に摂り入れたいなら、加熱処理をせずに、かけたり、和えたり、漬けたりするのがオススメです。また、無添加で醸した天然醸造の味噌は、酵素がたっぷり含まれています。

今回、味噌と合わせて使う“体を温める食材”はこの2品!

◆クルミ
ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、栄養素をバランスよく摂ることができる。コレステロールや脂質を減らす作用のあるオメガ3脂肪酸。
◆小松菜
ビタミンC・鉄分・カルシウムが豊富に含まれる。特に、カルシウムの含有量は、野菜のなかでもトップクラス。味噌などの豆類のたんぱく質と合わせて摂取すると、カルシウムが効率よく吸収できるといわれている。

クルミの香ばしさと食感が楽しい和えものを、ぜひ晩ごはんの一品に加えてみてはいかがでしょう?

<小松菜のクルミ味噌和え>

【材料】
クルミ 30g/味噌 大さじ1.5/みりん 大さじ2/小松菜 2束
【つくりかた】
1.鍋に味噌とみりんを入れ、弱火にかけて、しっかりと練る。
2.粗く刻んだクルミを1に混ぜる。
3.ゆでた小松菜と2を和えたら完成。

二十四節気の養生訓をお伝えする温育メルマガのご案内

こちらから温育メルマガ会員に登録すると、季刊発行の健康情報誌『セルフドクター』が今なら登録者全員にもらえます!ぜひ、ご登録ください!

text by 温育チャレンジ編集室
みんなの冷えの問題にアプローチする温育チャレンジ編集部
▶︎温育メルマガ会員募集中!お申し込みはこちらから。今なら登録者全員に季節の健康情報が学べる健康情報誌『セルフドクター』(季刊発行)をプレゼント!
▶︎ツイッターやってます!ぜひ、一緒に始めましょう!
▶︎温育チャレンジ編集部の最新記事はFacebookアカウントを「いいね!」でチェック。
▶︎インスタグラムもやってます。

ピックアップ記事

関連記事一覧