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冷えがなかなか改善しないのは、体を動かしていないからかも。

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冷えの改善には、食事や衣服で体を温めるだけでなく、体を動かして熱を生み出すことも必要です。それには自宅で手軽にできるヨガがおすすめ。産婦人科医であり、スポーツドクターでもある高尾美穂先生に、上手に体と向き合うコツや、ヨガを取り入れた体の温め方を教わりました!

イーク表参道副院長
高尾美穂先先生
たかお・みほ 東京慈恵会医科大学大学院修了後、同大学附属病院産婦人科助教などを経て今に至る。
産婦人科医・婦人科スポーツドクター・一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)理事。

最初の一歩は自分の体を知ること

一般的に女性の三大不調といわれているのが「冷え」と「肩こり」「腰痛」です。40〜50代の女性は運動習慣がない人も多く、筋肉量が少ないため熱を生み出せないことが冷えを招く要因の1つになっています。冷えない体をつくるためには、「他力」と「自力」の両方からアプローチすることが必要です。例えば、「絹の靴下を履く」「しょうがなどの温め食材を摂る」「冷水ではなく白湯を飲む」など衣服や食材といった「物」の力を借りるのが他力による改善方法。一方、自力というのは、体を動かすなど、体の力を使って変えていくことです。他力と自力の両方を継続させるためには「変わりたい」「変わらなければ」と思うきっかけや気づきなどが必要です。そのためには、自分の体を知ることや自分の体と向き合うことが大切。簡単なことでいいのです。例えば、普段の立ち姿勢をチェックしてみる。1日5分くらいヨガをしてみるなど。正しい姿勢を知ることで体の歪みに気づくものです。

姿勢をチェックしてみましょう!

頭、両肩、お尻、かかとが壁につくかを確かめてみましょう。

冷えも肩こりもケアのポイントは肩甲骨!

効率よく体を温めたい場合は、肩甲骨を意識して動かすことをおすすめします。肩甲骨の周りには、「褐色脂肪細胞」という細胞が多くあります。本来、体についている脂肪の多くは白色脂肪細胞で、体を冷やす原因にもなるのですが、褐色脂肪細胞は、熱を生み出し体温を保持する働きがあります。普段体を動かさず、長時間同じ姿勢で仕事や家事などをしていると、肩甲骨を動かす機会は少ないもの。意識して肩甲骨を動かすことで、褐色脂肪細胞が活性化され、上半身を中心に体が温まりやすくなるのです。また、肩甲骨は肩と腕をつなぐ役割をしている骨で、その周りには肩や腕、首などを動かすための大きな筋肉がついています。肩甲骨を動かすことで、これらの筋肉への血流がよくなり、冷えの改善だけでなく肩こりの改善にもつながります。

次回は、具体的なヨガのポーズをご紹介します。

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text by 温育チャレンジ編集室
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