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【温育マガジン秋号】健康パワーを高めるカレー作りのコツ

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スパイスがもつ健康パワーを取り入れて、 体を温めるコツを漢方医の丁宗鐵先生に教わりました。(全3回中、今回が最終)

 カレーの健康効果を高めるには、作り方に工夫が必要です。次の3つのポイントを押さえておきましょう。まず、塩分を抑えること。一般的なカレーは、スパイスの強さに負けないよう塩分を多く使いがちです。塩分の摂り過ぎは、むくみの原因になります。具材のうま味を活かし、塩分を抑えるようにしましょう。

 次に、辛くし過ぎないこと。カレーに辛さを出すためによくペッパー(唐辛子)が使われます。レッドペッパーの辛みは一時的に体を熱くしますが、温めを持続する効果はほとんどありません。末梢の血流をよくしたり、脳を活性化させたりするなどの健康効果が高いのは、ターメリックやカルダモンといったまろやかな味のスパイスです。辛さを出したい場合は、ブラックペッパーやジンジャーで代用するとよいでしょう。

 そして最後に、煮込み過ぎないことも大事です。グツグツと煮込んでしまうとせっかくのスパイスの香りが失われてしまいます。また、高温(100度)になるとほとんどのスパイスの成分は壊れてしまい、薬効が損なわできるだけ短くし、あとは火を止めて置いておけば味がなじんでおいしいカレーになります。

丁先生おすすめ ベジタブルカレー

きのこをたっぷり使ったヘルシーなベジタブルカレー。栄養価が高く、消化をサポートしてくれる長芋を加えるのが丁先生のこだわり。ガラムマサラを加えて、本格的な味に仕上げます。

【材料(4人分)】

玉ねぎ:1個、水:300ml、人参:1本、ガラムマサラ小さじ2、長芋 :300g、えのきだけ :1パック、なめこ:1パック、まいたけ1パック、カレー粉大さじ2、大さじ2、ごはん:640g(約4杯)、パセリ、こしょう、シナモン適量

【作り方】

①玉ねぎをみじん切りにし、フライパンでさっと炒める。

②みじん切りにした人参を、水(300ml)に入れてひと煮立ちさせる。

③②に①を入れ、ガラムマサラ、すりおろした長芋を加えて5分ほど煮込む。

④③に粗みじん切りにしたえのきだけ、なめこ、まいたけを入れ、カレー粉と酢を加えて3分ほど煮込む。

⑤ごはんを皿に盛り、④を添える。お好みでパセリやこしょう、シナモンをふりかける。

味見をしながら塩を適量加えてもよい。

丁 宗鐵(てい・むねてつ)先生 プロフィール

日本薬科大学 学長。1972年、横浜市立大学医学部卒業。76年、横浜市立大学医学部大学院を修了し、北里研究所入所。79年より米国スローン・ケタリング癌研究所に客員研究員として留学。東京大学大学院医学系研究科生体防御機能学講座客員助教授、東京女子医科大学特任教授を経て、現在日本薬科大学学長。医学博士。

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