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江戸に学ぶ 自然の「涼」を得るヒント その1

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温育マガジン2018夏号では、江戸東京博物館名誉館長の竹内誠先生監修のもと、江戸に学ぶ「涼」ある暮らしをテーマに特集しています。本サイトでは、4回に分けて配信していきますね!お楽しみください。

冷房や冷蔵庫など、電気のなかった江戸時代。先人たちは暑い時期をどのように過ごしていたのでしょうか。その暮らしの知恵は、夏冷え対策につながるかもしれませんね。

「自然と共に生きる」が暮らしのきほん。

 「江戸の人々は、その季節ならではの楽しみを上手く生活に取り入れ、自然に寄り添った暮らしをしていました」と語るのは、江戸文化に精通する竹内誠先生。例えば、夏の楽しみの1つが夕涼みです。

橋のたもとで夕涼み:橋は川の上に架けられるため、風通りがよく格好の涼をとれる場所だった。5月末になると行われるのが川開き。幕府から夜間営業が許可され、両国橋近くの隅田川両岸には、様々な屋台が立ち並んだ。期間中は花火が打ち上げられ、川辺や舟の上で夕涼みを楽しむ人たちで賑わった。(国立国会図書館所蔵)

 海(東京湾)に近く、川も多かった江戸の町。当時は今のように高い建物などはなく、夕刻になると海から吹く風が川に沿って、町に涼しい風をもたらしました。竹内先生いわく、「〝川筋は風筋〟といわれ、川沿いに出かけて自然の風を感じながら〝涼〟を楽しむ。これが、夏の夜の過ごし方であり、楽しみでもあったのです」。

ホタル狩り:水辺に生息するホタルを楽しみながら涼をとっていた。

 また、江戸の人たちは、涼しい水辺でのホタル狩りや草むらで鳴く虫の声を楽しむ〝虫聞き〟など、視覚や聴覚からも涼を感じ、楽しんでいました。「日本人ほど、虫を愛でる国民はいませんよ」と竹内先生。

 夏になると町に金魚売りや虫売り、うちわ売り、朝顔売りなどがやってきました。こうした涼を呼ぶ物売りたちの声は、夏の風物詩でもあったのです。

 

(暮らしの小ネタ) 物売りで一番美声だったのは?

季節の風物詩だった物売りの声。売っている物によってその声色にも特徴があったそう。「金魚や〜金魚〜」と眠そうな声でやってくるのが金魚売り。虫売りは、虫の鳴き声でにぎやかなため、声を出す必要はなし!一番声が大きく、威勢がよかったのは、蚊帳売りだったとか。

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著者名:温育チャレンジ編集室

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